グレイシーバッハ メソッド
グレイシーバッハでは練習の成果を最大に引き出す為の努力を日々重ねています。地道な努力と練習を重ねる事によって、ブラジリアン柔術はいつしか道場生のライフスタイルとまで浸透し、芸術のような柔術の魅力にひかれる事となるでしょう。
ブラジリアン柔術とは、一生涯の長い旅と同じように捉えるべきだと考えています。マスター・カーロス・グレイシーJr. は、道場生が白帯からいつしか黒帯にまで自然に上達していける事を想定した、有効な練習プログラムを開発しました。グレイシーバッハの授業やカリキュラムは個々で単発として存在するものではなく、大きな「プログラム」という枠の一要素として存在しているのです。
グレイシーバッハ プログラムは6つの主要要素から構成されています。
- カリキュラム :
道場生がテクニックを学ぶ際に一番効果的な方法を構築し指導しています。
グレイシーバッハのカリキュラムはどれも16週間を1単位としています。 - 段階的修得 :
1つのプログラムを終えて初めて次のプログラムに移行出来る様に、段階的に学べるシステムを取っています。 - クラス :
決められた時間内で様々な違った角度やその時々に必要なテクニック、また的確なテクニックを指示出来る様にカリキュラムと時間が構成されています。 - トレーニング メソッド :
カリキュラムに沿って決められたドリルとトレーニング課題が与えられ、道場生自身が実践でそのテクニックを応用出来る様に指導しています。 - 練習ペース :
道場生が順調にカリキュラムを消化し、上達出来るよう最低日数を提案し、出来うる限り(絶対ではない)出席を促すシステムになっています。 - 帯制度 :
道場生の修得及び上達度に合わせて帯色が変わるシステムをとっています。
グレイシーバッハの帯制度には、国際ブラジリアン柔術連盟(IBJJF)の定めた帯制度が採用されています。
グレイシーバッハの道場生はみな黒帯を目指して日々練習しています。しかし、これは簡単に達成できる目標ではありません。なにより地道な努力と継続が必要となります。そんな道場生達を上手く導く為に、グレイシーバッハ プログラムは、道場生が柔術を学び、練習し、また幾人かは試合で活躍する為のモチベーションを起こさせるよう論理的に構成されています。
通常初心者はグレイシーバッハ「GB1プログラム」から柔術を始めます。約4ヶ月「GB1プログラム」で護身術と寝技の練習を続けた後、グレイシーバッハ「GB2プログラム」に進みます。その後、約8ヶ月間練習と経験を積んだ頃には、グレイシーバッハ「GB3プログラム」で学ぶのに必要な知識と経験、実力の下地が出来ているでしょう。グレイシーバッハ「GB3プログラム」に進むと同時に、MMA(アドバンス護身術)、ハイレベルなBJJテクニックなどに出会い、スパーリングや試合の中での様々な戦略や技術を学び、磨きをかけて行く事になります。
ブラジリアン柔術は美しい芸術であり、老若男女誰もが学び、楽しみ親しんで行ける生涯スポーツです。グレイシーバッハ プログラムは、マスター・カーロス・グレイシーJr. が30年以上にわたって道場生を導いてきた経験に基づき開発されたもので、そのプログラムが世界中何千人もの人生をより豊かにし、その価値をより素晴らしいものにすると共に、自己鍛錬、健康管理、自信を深める等に貢献をしてきました。そしてまた、このプログラムが、ブラジリアン柔術の最高峰を誇るアスリート達をこの世に送り出してきたのは言うまでもありません。
GBメソッドの詳細:
- 行動規範
- グレイシーバッハ
エチケット - フィロソフィー